学資保険と奨学金の違いについて

大学進学等で奨学金を借りた経験のある人や、マスコミ等で取り上げられるので、奨学金について知っている方は多いものです。
一方の学資保険は、子供の将来の為に良いということ以外は、事前の情報があまりありません。
そこで、今回は学資保険について簡単に紹介した後、学資保険と奨学金の違いを紹介します。

まず、学資保険についてですが、保険という名の通り、保険会社と契約して万が一の時の為に保険金を積み立てていく仕組みになっています。
しかし、他の保険と異なり、子供の教育費等の金銭補助を目的としていますから、契約する時に予め給付時期を契約者である親が決め、その時期になると保険満了となり、給付金が支払われます。
更に保険の契約にもよりますが、契約者やその子供の事故等を保証することも出来ますから、とてもお得な保険です。

次に、学資保険と奨学金の違いについてですが、学資保険は親等の保護者が自分の子供の為に保険会社と契約して保険金を積み立てていくのに対して、給付型以外の奨学金は親等の保護者ではなく、子供自身が民間団体等と契約して「お金を借りる」という違いがあります。
このことからわかる通り学資保険には利息はありませんが、奨学金は借金と同じで利息が付いて回ります。
ですから、進学を考えた場合、子供が幼い時から学資保険を契約することをお勧めします。

最後になりますが、一口に学資保険といっても様々な種類があり、場合によっては元本割れといって支払った保険料よりも給付額が少ない物があります。
ですから、今回の紹介で学資保険を検討されている方は、様々な保険を比較して戻り率の高い保険と契約することをお勧めします。